写真展

高橋健次写真展「琵琶湖:光と影と」

(ニコンサロン)

本展では「光と影」のなかに太古の昔から変わらぬ琵琶湖の姿をテーマとして撮影した作品を展示する。光と影が織りなす営みは太古の昔から変わらぬ原始のままの姿で、ドラマが繰り広げられている。作者にとって太陽から放つ神々しく神秘的な光は、琵琶湖のもつ大きな魅力の一つであるが、太陽から放たれた光によって影が生じ、光輝く場所とは別の魅力をかきたたせる。また、果てしなく遠い宇宙から届いた光が水面に反射する。湖上では、水面が生き物のように繰り返し繰り返し押し寄せる。広大な琵琶湖だからこそ見られる光景である。

日本で最大で最古の湖「琵琶湖」を眺めつつ、一瞬、ー瞬に変貌する「光と影」と対峙しながら太古の人々も同じ風景を眺めていたに違いない。そういう想いで撮影した作品である。カラー30点。

(展示情報より)

会場・スケジュールなど

  • ・会場:ニコンサロンbis大阪
  • ・住所:大阪市北区梅田2-2-2ヒルトンプラザウエスト・オフィスタワー13階
  • ・会期:2015年12月3日木曜日~2015年12月9日水曜日
  • ・時間:10時30分~18時30分(最終日は15時まで)
  • ・休館:会期中無休
  • ・入場:無料

作者プロフィール

1948年京都府生まれ。74年日本写真専門学校 (現・日本写真映像専門学校) 卒業。80年頃より、琵琶湖を中心として撮影を開始。琵琶湖並びにその周辺を撮影し現在に至る。
写真集に、2015年『琵琶湖-光と影と-』(日本カメラ社)がある。

※「高橋」の“高”は本来異なる字ですが、環境によって表示されないため高で代用しています。

(本誌:河野知佳)