写真展

ブルース・オズボーン写真展「ブルース・オズボーンと親子写真~2015年『親子の日』に出会った親子~ 」

(オリンパスギャラリー)

ブルース・オズボーンが呼びかけてスタートした「親子の日」は7月第4日曜日。父の日、母の日に続き7月第4日曜日を「親子の日」として、親子で向き合いコミュニケーションする1日にしようというソーシャルアクションです。

2003年にスタートして以来、オズボーン氏はこの「親子の日」には100組の親子をスタジオに招待して撮影するイベントを続けています。今回の展示作品は、2015年7月26日の「親子の日」に撮影した100組の親子写真です。

「『親子』というベーシックな関係を見直す機会として、また存在することへの自信を取り戻すきっかけになって欲しいという願いをこめて、そして、今までに出会った『親子』への感謝の気持ちとして『親子の日』を提唱する」というブルース・オズボーン氏に共感する仲間が集まって、「親子の日普及推進委員会」が発足。以来、協賛企業や協力団体の協力を得て大きな輪となり発展してきました。

「親子の日」10 周年特別企画として製作をした映画「OYAKO」の上映会も各地で行われ多くの共感を呼んでいます。

(写真展情報より)

会場・スケジュールなど

  • ・会場:オリンパスギャラリー東京
  • ・住所:東京都新宿区西新宿1-24-1エステック情報ビル地下1階
  • ・会期:2015年9月11日金曜日~2015年9月16日水曜日
  • ・時間:11時~19時(最終日15時まで)
  • ・休館:木曜日
  • ・入場:無料

会場・スケジュールなど

  • ・会場:オリンパスギャラリー大阪
  • ・住所:大阪府大阪市西区阿波座1-6-1MID西本町ビル1階
  • ・会期:2015年9月24日木曜日~2015年10月1日木曜日
  • ・時間:10時~18時(最終日15時まで)
  • ・休館:日曜日・祝日
  • ・入場:無料

作者プロフィール

1980年に来日。
1982年に親子写真の撮影を開始。各地で「親子写真展」を行い、多数のメディアで「親子」のテーマは広く取り上げられた。カンヌ映画祭をはじめ数々の賞を獲得。音楽関係では、The Boom、GLAY、SofiaなどのCD撮影を手掛けた。MCET(USA教育テレビ)など、TV番組のディレクターも務め、1992年にはボストン子供の博物館で行われた企画展「TEEN TOKYO」で、東京のティーンエージャーを写真で紹介。日本の島々を3年間に及んで取材。又、映像と音楽のユニット“futon logic”のメンバーでもある。
2003年に7月第4日曜日を“親子の日”にというアイデアを提唱。自主企画としてスタートした親子写真撮影会(通称スーパーフォトセッション)は、多くの賛同を得て今年で13回目となる。ライフワークとなった「親子」撮影は、今年で34年目。5000組以上の親子を撮影した。ほかにも、国内外のクリエイターとコラボレーションをするプロジェクトにも積極的に参加し、ネットワークは写真だけにとどまらない。「親子」の写真集のほかにも「異人都市東京」「都市の遊び方」「反バンビ症候群」「家族」などがある。2004年の親子の日に、「ごめんなさい 20組の親子のあんなこんなのストーリー」(山田真理氏との共著)を出版。金沢21世紀美術館での写真展「親子」をはじめとし多くの展覧会を行って来た。
2011年の東日本大震災以降、応援プロジェクトとして東北の親子撮影を行いそれぞれの家族に写真をプレゼントしたり「ITIE☆会いたい」という高校生に向けてワークショップのプロジェクトを立ち上げるなど、写真の可能性を実現して来た。

<親子の日の歩み>
1980:ブルース・オズボーン来日。
1982:1組目の親子を撮影。
2003:自主企画として第1回「親子の日」を実施。100組の親子を撮影する。
2004:親子の日普及推進委員会発足。
    第2回「親子の日」を実施。2回目になる100組の親子を撮影。オリンパスギャラリーにて写真展を開催。第1回写真コンテストの開催。
2005:第3回親子の日「スーパーフォトセッション」開催。第1回写真コンテストスタート。金沢21世紀美術館、オリンパスギャラリーにて写真展を開催。
2006:第4回親子の日「スーパーフォトセッション」開催。第1回エッセイコンテストスタート。写真展をオリンパスギャラリー、愛知県児童総合センターで開催。
2015: 2015年7月26日 の第13回「親子の日」に向けて準備中。
「スーパーフォトセッション」「写真コンテスト」「エッセイコンテスト」「親子大賞」を公式イベントとして継続。
10周年を記念して製作した映画「OYAKO」が各地で上映される。

(本誌:河野知佳)