写真展

迫川尚子写真展「置いてけぼりの時刻」

(コニカミノルタプラザ)

©Naoko Sakokawa

私は町の何を撮っているのでしょうか? 自分の写真を眺めながら考えました。

ふと「置いてけぼり」という言葉が思い浮かびました。

写真は町のある瞬間を切り取ります。どんな瞬間か。いわゆる決定的瞬間とも違う。

もしかしたら、ある時刻を撮っているのかもしれない。

人の生活の中には様々な時刻があります。歯みがきの時刻。おやつの時刻。恋人との待ち合わせの時刻。おやすみの時刻。

町には町の時刻があります。鳥のなく時刻。電車の混む時刻。学校のベルのなる時刻。陽の沈む時刻。

でも、私の撮る時刻はもっとひそやかな、どこかに忘れてきた時刻なのです。

それを置いてけぼりの時刻と名づけてみました。

(写真展情報より)

  • ・会場:コニカミノルタプラザ(ギャラリーA)
  • ・住所:東京都新宿区新宿3-26-11新宿高野ビル4階(フルーツの高野4階)
  • ・会期:2014年9月30日火曜日〜2014年10月9日木曜日
  • ・時間:10時30分〜19時(最終日15時まで)
  • ・休館:会期中無休
  • ・入場:無料

(本誌:鈴木美香)