写真展告知

猪俣肇写真展:something-invisible

退屈な日々に抗うため、記憶の楔を削り出すことにした。

破れた網戸、街角の自転車、言葉にできない気配。

日々の感情を抱えたまま、写真を撮り続けた。

空気を吸ったり、水を飲んだり、睡眠を取るのと同じ。

無くてはならないものになった。

この写真たちが特別なものとは思わない。

けれど、この写真は自分にしか撮ることができなかった。

誰かに自分の代わりはできない。

写真展情報

会場

エプソンイメージングギャラリー エプサイト
東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビル1階

開催期間

2017年8月17日(木)~9月7日(木)

開催時間

10時30分~18時(最終日は14:00まで)

休廊

日曜日

アーティストトーク&サイン会

9月2日(土)16時~(約1時間)

作者プロフィール

1975年神奈川県生まれ。
2001年横浜国立大学大学院工学研究科博士課程前期修了。
2003年より独学で写真に取り組む。
主な写真展
・「消えない残響:a case of Manhattan」(2013年:キヤノンギャラリー銀座、福岡、梅田、名古屋)、
・「あの日から今日、今日からあの日へ」(2015年:リコーイメージングスクエア新宿)