写真展

堀内球代写真展「Endless Fragments–Paris–」

(Art Gallery M84)

写真展『Endless Fragments–Paris–』は、イタリアで活躍する日本人で女性写真家の作品です。パリの音楽学校やソルボンヌ大学でのフランス語習得を経て、ピアノ教師として6年パリに生活。その後も東京とパリを行き来していた彼女が、写真と詩作を中心とした活動を始めたパリ。フランスにおける大半の歴史が刻み込まれ続けてきたパリは、長い年月をかけて人の手により作り上げられてきた巨大な劇場そのもののように思えます。その劇場で繰り広げられる素晴らしい舞台背景と一人一人が演じる物語。またストーリー性と受容性を持ち合わせるパリの魅力は、グローバル化した現在でも昔と変わらずあり続け、さらに人々の心の中に生き続けていく、終わりのない長編映画のようでもあります。彼女における写真の原点とも言えるパリへの想いを込めた新作未発表作品を含めた約50点を展示致します。

今回は、ハーネミューレ社の高級フォトラグコットン紙に「ピグメントプリント」した作品シリーズ、そしてアルミニウム素材なのに表面が梨地で高精細、黒の濃度がしっかりしていてグラデーションもあり、しかも白が映える「アルミ・デジタルダイレクトプリント」の2種類を展示致します。どちらもドイツでプリントされた作品です。

堀内球代写真展『Endless Fragments–Paris–』を開催

会場・スケジュールなど

  • ・会場:Art Gallery M84
  • ・住所:東京都中央区銀座4-11-3ウインド銀座ビル5階
  • ・会期:2016年7月18日(月)〜7月30日(土)
  • ・時間:10時30分〜18時30分(最終日17時まで)
  • ・休館:日曜日
  • ・入場:無料

作者プロフィール

1971年 熊本市出身。横浜フェリス女学院大学音楽学部卒業。1993年より渡仏。パリの音楽学校エコール・ノルマル・ミュージック・ド・パリに在籍、ソルボンヌ大学のフランス語科を経て、ピアノ教師として6年パリに生活。その後東京に居を移しながらも、パリを行き来しながら、常にヴィジョンにあった写真と詩作を中心とした活動を始める。2001年よりイタリアに移住。ベネチアを経て現在ベルガモ在住。イタリアを拠点に展覧会、個展の開催等、写真活動を続けている。