イベントレポート

【CP+】富士フイルム、中判ミラーレスカメラ「GFX」を展示

萩原史郎さんらのステージも盛況

富士フイルムブースでは、2月28日に発売する中判ミラーレスカメラ「FUJIFILM GFX 50S」を大きく展示していた。

同社は先日、「想定を大きく超える予約があり、一部製品の生産が注文に追いつかない」という供給遅れの予告を発表したが、会場の人気ぶりもそれを裏付けるものだった。

GFX 50Sのタッチアンドトライコーナーは、午後の早い取材時に40分待ちとなっていた。説明員によると、開場直後はプレミアタイムにもかかわらず、一時60分待ちにもなったという。

FUJIFILM GFX 50Sのタッチアンドトライコーナー

タッチアンドトライコーナーでは、女性モデルを撮影でき、多くの来場者が試していた。

また、GFX用のレンズやマウントアダプターといったアクセサリーも展示されていた。

蜷川実花さんがGFX 50Sで撮影した作品の10畳プリントも

また、前日に発表したソニーEマウントの動画用レンズ「MK」シリーズの2本と、そのXマウント版をケース内に展示していた。

Xマウント版の18-55mmレンズ(正式名称未定)
Xマウント版の50-135mmレンズ(正式名称未定)

同じく前日に開発発表された静止画向けの「望遠単焦点レンズ」と「超広角ズームレンズ」についての展示はなかった。

クイックメンテナンスも実施

ブースでは写真家によるセミナーも好評。取材時には萩原史郎さんのステージが行われていた。なお、萩原さんは2月25日(土)にフジフイルムスクエアで開催されるトークイベントに出演する。翌2月26日(日)には同じ場所で小林稔さんによるトークイベントも行われる。

本誌:武石修