フォトコンテスト

全員の作品が展示される「50,000人の写真展2017」募集開始

全国35会場で開催 チェキプリントも募集

「大伸ばしプリント」一般部門のイメージ

富士フイルム株式会社は、参加型写真展「“PHOTO IS”想いをつなぐ。50,000人の写真展2017」の展示作品を2月20日から5月20日まで募集している。展示は7月14日の東京会場に始まり、全国35会場で順次開催する。

応募者全員の作品が希望会場に展示される写真展。2006年に「10,000人の写真展」としてスタートして以来、徐々に規模を拡大。昨年の「30,000人の写真展」には4万点を超える応募があったため、今回は初めて「50,000人の写真展」となった。

募集は前回同様、「大伸ばしプリント」、複数写真を1枚にまとめる「シャッフルプリント」、インスタントカメラのチェキで撮影した「チェキプリント」の作品が対象。来場者から出展者に手書きメッセージを送れる「絆ポスト」を今年も設置する。

絆ポストのメッセージ例

応募部門はテーマやジャンル不問の「一般展示」、鉄道写真を鉄道博物館などに展示する「鉄道のある風景」部門、特定の人にメッセージを添える「あの人に伝えたいフォトレター」部門に加え、新たに海や川の生き物を移した「水でくらすいきもの」部門、ふるさとの風景や昔熱中したものなどの写真を展示する「なつかしいあの頃」部門を用意した。

「鉄道のある風景」のイメージ
「なつかしいあの頃」のイメージ
「水でくらすいきもの」のイメージ

一般部門およびなつかしいあの頃部門からは、10名の選者が各10点を選ぶ「心に響いた100選」を特別展示。選者は小山薫堂さん、小藪千豊さん、佐野史郎さん、野口健さん、広瀬すずさん、松任谷正隆さんら著名人と、写真家の織作峰子さん、鶴巻育子さん、元田敬三さん、森井禎紹さん(いずれも50音順)。

そのほか、写真展の趣旨に賛同したベネッセコーポレーション、アニコム損害保険、三越伊勢丹との共同企画や特別企画展も開催される。

本誌:鈴木誠