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ハッセルブラッド、1億画素の中判カメラ「H6D」

最高1/2,000秒シンクロ CFast/SDのデュアルスロット

ハッセルブラッド・ジャパンは4月7日、中判デジタルカメラの最新モデル「H6D」を発表した。1億画素の「H6D-100c」(希望小売価格・税別378万円)、5,000万画素の「H6D-50c」(希望小売価格・税別298万円)の2機種を用意する。

どちらもH5Dからのアップデートのポイントとして、USB 3.0 Type-Cコネクターの採用と高速転送、タッチパネル式の高解像度背面スクリーン、CFastとSDカードのデュアルスロット、モバイル端末で撮影画像を確認できるWi-Fiの標準装備を挙げている。

感度はISO64〜12800(H6D-100c)、ISO100〜6400(H6D-50c)。1億画素のH6D-100cは4K動画撮影に対応している(H6D-50cは2K)。ダイナミックレンジは15EV。

シャッター速度は1/2,000秒〜60分。レンズシャッター式のHシステムレンズに対応し、ストロボは全速同調する。

ファインダーは標準のアイレベルファインダー「HVD 90x」に加え、別売で画像拡大率の異なるアイレベルビューファインダー「HV 90x II」、ウェストレベルビューファインダー「HVM」を用意する。

HC 80mmレンズ装着時の外形寸法は153×131×205mm、撮影時重量は2,130g(H6D-100c)、2,115g(H6D-50c)。

(本誌:鈴木誠)