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ペンタックス大口径標準ズーム「D FA 24-70mm F2.8ED SDM WR」

開発中のフルサイズ一眼レフに対応

リコーイメージングは、ペンタックスブランドのKマウント交換レンズ「HD PENTAX-D FA 24-70mm F2.8ED SDM WR」を10月16日に発売する。価格は税別21万円。

現在開発中の35mm判フルサイズデジタル一眼レフカメラに対応するという、大口径標準ズームレンズ。APS-C機では35mm判換算37-107mm相当の画角となる。レンズ全体にシーリングを施した防滴構造を採用する。

マウントはKAF3。AF駆動用にレンズ内超音波モーターSDMを搭載し、スイッチ切り替えなしでマニュアルフォーカス可能なクイックシフト・フォーカス・システムに対応する。

レンズ構成は12群17枚。特殊低分散(ED)ガラス3枚、非球面レンズ4枚を含む。最短撮影距離は0.38m。最大撮影倍率は0.2倍。

絞り羽根は9枚(F2.8-5.6円形絞り)。フィルター径は82mm。鏡筒にズームロックレバーを備える。

最大径×長さは約88.5×109.5mm。重量は約787g(フード込み約812g)。

レンズフードとレンズケースが付属する。

ペンタックスの「D FA」(デジタルに最適化したフルサイズ対応レンズ)シリーズには、HD PENTAX-D FA★70-200mm F2.8ED DC AW(2015年秋発売予定)、HD PENTAX-D FA 150-450mm F4.5-5.6ED DC AW、smc PENTAX-D FA MACRO 50mm F2.8、smc PENTAX-D FA MACRO 100mm F2.8 WRがある。新しい24-70mmは、D FAシリーズで初めて広角域をカバーする。

(本誌:鈴木誠)