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Windows 10対応の年賀状ソフト「筆まめVer.26」

笑顔写真の検出や“輪郭をなぞって切り抜き”など新機能も

筆まめは、年賀状ソフト最新版「筆まめVer.26」のダウンロード販売を8月20日に開始した。DVD-ROMのパッケージ版は9月4日に発売する。対応OSはWindows 10/8.1/8/7/Vista SP2。

価格は新規購入向けの通常版ダウンロードが税別5,200円、パッケージ版が税別6,076円。アップグレード・乗り換え専用は税別3,505円で共通。

年賀状の作成支援ソフト。書道家が監修した宛名面レイアウト機能のほか、デザイン面にはデジカメ写真を取り込んで素材にでき、シンプル操作で使える補正やレタッチの機能も搭載している。

デザイン面用の素材には、作家デザインの「スペシャルデザイン年賀状」、47都道府県の「ご当地キャラ年賀状」、45万点のデザイン・イラストを収録している。

ご当地キャラ年賀状の例

写真関連機能に、笑顔写真を自動選択する「ベストショット検出」を搭載。年賀状ソフトで唯一としている。フォルダから検出された人物写真のうち、笑顔のものだけを抽出できる。また、写真に写っている人数を指定して絞り込むこともできる。

画像の切り抜き機能「フォトカッター」は、写真上の被写体をおおまかになぞることで輪郭を自動認識し、ユーザーがその結果を見ながらより正確にフィットするよう、ワンボタン操作で追い込める。

ほかにも、クローンスタンプ機能の「ワンタッチ補正」、写真を自動レイアウトする「フォトコラージュ」、レトロやセピアの効果を適用できる「筆まめフィルタ」、簡易な画像補正を行なえる「筆まめレタッチ」といった機能を備える。

クローンスタンプ機能の使用例。リードを消した

画像編集以外の機能では、住所録の移行やバックアップのほか、スマートデバイスからも閲覧・編集可能な「クラウド住所録」機能を用意。また、2015年11月にはMacやスマートデバイスからも年賀状を作れる「Web筆まめ」サービスの開始を予定している。

(本誌:鈴木誠)