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SIGMA dp Quattroの最新ファームウェアが公開

AF速度向上やホワイトバランス「晴れ」改善など

SIGMA dp1 Quattro

シグマは7月9日、レンズ一体型デジタルカメラ「SIGMA dp1 Quattro」、「SIGMA dp2 Quattro」、「SIGMA dp3 Quattro」の最新ファームウェアを公開した。

SIGMA dp2 Quattro
SIGMA dp3 Quattro

バージョン番号はdp1 Quattroが1.03、dp2 Quattroが1.06、dp3 Quattroが1.01。更新内容はいずれも共通で、以下の通り。

  • AF速度の向上を図りました
  • シャッターボタン半押し時のAF動作の有無を設定できるようになりました
  • Eye-Fi連動機能に対応しました
  • ホワイトバランスの「晴れ」と「フラッシュ」の色調の改善を図りました
  • カメラの画像サイズをS-HIに設定した場合、まれに画像が正しく記録されていない現象を改善しました。
  • カスタムホワイトバランスの取り込み方法をシャッターボタンからAELボタンに仕様変更いたしました。
  • 表示させたい情報をカスタマイズできるディスプレイモードを2つから4つに増やしました。
  • メニュー項目名を「ディスプレイモード設定」から「|□|モード設定」に、オプション名を「ディスプレイモード」から「カスタム」と名称変更いたしました。
  • インターバルタイマー撮影時に、撮影情報「切」に設定しても撮影可能枚数を表示するようにいたしました。

dp Quattroシリーズは、Foveon X3ダイレクトイメージセンサーQuattroを採用するデジタルカメラ。dp1 Quattroは28mm相当、dp2 Quattroは45mm相当、dp3 Quattroは75mm相当の単焦点レンズを搭載する。

発売はdp1 Quattroが2014年10月、dp2 Quattroが2014年6月。dp3 Quattroが2015年3月。実勢価格はdp1 Quattroが税込10万9,620円前後、dp2 Quattroが税込9万8,650円前後、dp3 Quattroが税込10万6,310円前後。

(本誌:武石修)