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天体撮影用のデジタル一眼レフ「D810A」発売日決定

ニコンは、天体撮影専用のデジタル一眼レフカメラ「D810A」の発売日を5月28日に決定した。

2月の製品発表時、5月下旬の発売を予告していた製品。同時発売の「ストラップAN-DC16」はD810Aの付属品。機種名表記がなく、ストラップ部分にニコンロゴのみが入ったもの。

D810Aは、D810をベースに天体撮影用とした特殊モデル。撮像素子前面の赤外カットフィルター特性を変更し、一般的なカメラでは淡くしか写せない星雲を鮮やかに写せるという。一般被写体の撮影は非推奨。

ほかにも、長時間露光マニュアルモードの搭載や、ライブビューをシャッタースピード30秒相当に明るくできるモードの追加など、天体撮影向けの仕様を盛り込んでいる。

撮像素子は、有効約3,635万画素の35mm判フルサイズ相当CMOSセンサー。光学ローパスフィルターレス仕様や画像処理エンジンEXPEED 4もD810から継承する。

店頭予想価格は税込42万円前後の見込み。

(本誌:鈴木誠)