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ライカ、くまモンデザインのデジカメ2モデル

50台限定のライカCと世界で1台の「くまモンのライカM」

くまモンのライカC

ライカカメラジャパンは3月12日、くまモンをあしらった限定デジタルカメラ「くまモンのライカC」と「くまモンのライカM」を発表した。いずれも熊本県のPRキャラクター「くまモン」の誕生日(3月12日)を記念したもの。

くまモンが2014年にオープンしたライカカメラ社の新社屋「ライツパーク」(ドイツ・ウェッツラー)を訪問した際、ライカカメラ社のアルフレッド・ショプフCEO(当時)に、くまモンをデザインした特別モデルの制作を依頼。くまモンの愛らしさに魅力を感じたというライカカメラ社はこのオファーを受け、この度製品化を発表した。

くまモンのライカC

コンパクトデジタルカメラ「ライカC」をベースに、ボディ前面にくまモンの顔をあしらったモデル。国内限定50台で、3月12日から鶴屋百貨店カメラコーナー及び日本国内のライカストアで販売する。価格は税込9万9,360円。

くまモンのライカCには、くまモンがライツパークを訪問した際の写真に、くまモン直筆のサイン入りカードが同梱される。

ベースモデルのライカCは、1/1.7型有効1,210万画素のMOSセンサー、35mm判換算28-200mm相当F2-5.9の「ライカDCバリオ・ズミクロン」レンズなどを搭載するモデル。発売は2013年10月。

くまモンのライカM

デジタルレンジファインダーカメラ「ライカM」(Typ 240)をベースにくまモンのデザインを取り入れたモデル。「くまモンの強い要望により実現した」という。

世界で1台だけのモデルとなっている。今回は参考商品としての発表で、販売は未定。

ボディの前面と上面にくまモンの顔をプリントした他、上面には「Leica×Kumamon」と入る。また、前面の「M」ロゴを“くまモン仕様”にした。

ライカMは、35mmフルサイズ相当の撮像素子を搭載するMマウントのレンジファインダーカメラ。ライブビュー撮影や動画記録にも対応する。ベースモデルの価格は税込93万9,600円。

(本誌:武石修)