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「SIGMA dp3 Quattro」の専用テレコンが発表

35mm判換算90mm相当F2.8に

SIGMA dp3 Quattro+専用コンバージョンレンズFT-1201

シグマは2月10日、レンズ一体型デジタルカメラ「SIGMA dp3 Quattro」の情報を更新した。発売日は依然として未定。価格はdp1 Quattroおよびdp2 Quattroと同程度を見込んでいるという。

35mm判換算75mm相当の画角を持つ中望遠モデル。標準のdp2、広角のdp1に続くdp Quattroシリーズの3台目。最短撮影距離22.6cm・最大撮影倍率は1:3の50mm F2.8レンズを搭載し、本格的なマクロ撮影も可能とする。

なおdpシリーズには、35mm判換算21mm相当F4の超広角レンズを搭載する「dp0 Quattro」も開発発表されている。

撮像素子は、Foveon X3ダイレクトイメージセンサーQuattroを採用。垂直色分離方式で、有効画素数は約2,900万。APS-Cサイズ相当(23.5×15.7mm)。感度はISO100-6400。

液晶モニターは3型92万ドット。バッテリーはBP-51。撮影可能枚数は約200枚。

レンズ構成は8群10枚。絞り羽根は7枚。

外形寸法は161.4×67×101.8mm。重量は465g(バッテリー、SDカード除く)。

新たに、別売の専用コンバージョンレンズFT-1201を発表(発売日・価格未定)。焦点距離を1.2倍(35mm判換算90mm相当)にできる。

3群4枚のレンズ構成で、最大径×全長は70×54.9mm。重量は275g。

装着により、最短撮影距離と最大撮影倍率はそれぞれ29.4cm、1:3.6になる。

専用コンバージョンレンズFT-1201

(本誌:鈴木誠)