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ロモグラフィー、インスタントカメラ新製品を開発発表

instax miniを使用。レンズアタッチメントで魚眼、27mm、35mmに変化

 Lomography(ロモグラフィー)は、インスタントカメラ「LOMO'INSTANT」の出資をクラウドファンディングサイト「KICKSTARTER」で6月27日まで募っている。目標金額は10万ドル。9日16時30分現在、66万7,251ドルが出資されている。

【2014年6月4日19時17分追記】6月4日に、国内でもプロジェクトがスタートした。

 富士フイルムのインスタントカラーフィルム「instax mini」を使用するカメラ。35mm判換算の焦点距離27mm相当F8の広角レンズを装備する。最短撮影距離は0.4m。

 本体を入手できる出資プランは69ドルからとなっている。また89ドル以上の出資では、本体に加えて、フィッシュアイレンズアタッチメントと同35mm相当になるポートレートレンズアタッチメントが付属する。

 納期は11月で、米国以外への出荷には25ドルが加算される。販売時の価格は120~150ドルで、11月に発売するという。

 フォーカスは2焦点式。内蔵ストロボを搭載するほか、多重露光や長時間露光も可能。カラーフィルターによる色付き写真も撮れる。三脚穴やケーブルレリーズソケットも備える。シャッター速度は1/125秒。露出補正にも対応する。

 カラーは4色で、White Edition、Black Edition、Sanremo Edition、Kickstarter Special Editionを用意する。

 電源は単4電池×4本。

 日本での展開は未定。

(本誌:武石修)