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「ニコン佐野プレミアムアウトレット店」がオープン
カメラボディとレンズがメイン。限定福袋の販売も
Reported by 本誌:鈴木誠(2013/9/27 14:10)
9月27日、ニコン直営のアウトレットストア「ニコン佐野プレミアムアウトレット店」が佐野プレミアム・アウトレット(栃木県佐野市)の450区にオープンした。デジタルカメラのアウトレット品を中心に、タッチ&トライスペースなども設けるストア。出店期間は半年の予定だが、延長の可能性もあるという。
当日はオープニングセールとして数量限定の福袋を販売。デジタル一眼レフカメラ、レンズ交換式デジタルカメラ、コンパクトデジタルカメラ、双眼鏡の4種類が揃っていた。店舗スペース前には、平日にも関わらず10時の開店前から行列ができていた。
同店で取り扱うのは、アウトレット商品(サービスセンターなどでの展示品や旧モデル)とBクラスモデル(展示品や返品を修理調整した品)のカメラボディとレンズがメイン。いずれも独自保証が付く。
また、直販サイトのニコンダイレクトでも取り扱いのある各種ブランドのバッグやストラップといったコラボアイテムや、ニコンオリジナルグッズの新品も用意。こちらも実際に手に取ることができ、直営店の特色となっている。
直営店の出店は佐野で4店目。担当者によると、佐野店も既存のアウトレット3店舗と同様のコンセプトで出店しており、ユーザーの反応をメーカーが直接受け取れるなど、販売以外のマーケティングやブランディングへの期待も大きいという。
最初の同社アウトレット店が土岐にオープンした時点では、アウトレットの来店客層においてまだニコンの認知度が低かったというが、同じ年に木村拓哉さんをCMに起用してからニコンというカメラブランドに親しみを持って訪れる来店客が増えた実感があるという。
アウトレットの各店舗は客層がカメラ量販店などとは大きく異なり、カメラに詳しいユーザーは来店客のうち5%ほどだそうで、家族連れや女性が多い。スタッフもそうした来店客と同じ目線で対応できる点を特徴としている。
なお、佐野店のスペースは既存3店舗の2/3ほど。コンパクトな店舗スペースは商品展示とタッチ&トライコーナーに注力しており、他店舗にあるスタジオやセミナースペースは用意していないものの、将来的には小規模なセミナーも開催できるようなレイアウトにしているそうだ。
同店は写真クラブが多いと言われる北関東への初出店でもあり、そうした熱心なユーザー層の声が聞けることにも期待しているとのことだった。