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ソニー、「α65」のキットレンズを「DT 18-55mm SAM II」に変更

 ソニーは25日、2012年1月に発売したAマウント機「α65」のレンズキットをモデルチェンジすると発表した。付属する標準ズームレンズを「DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM II」(7月25日発表、8月9日発売。単体価格3万1,500円)に切り替える。

α65
DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM II

 モデルチェンジに伴い、キットの品番はズームレンズキットが「SLT-A65VK」から「SLT-A65VL」に、ダブルズームレンズキットが「SLT-A65VY」から「SLT-A65VX」にそれぞれ変わる。ダブルズームレンズキットの望遠ズームレンズに変更はない。

 DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM IIは、35mm判換算27-82.5mmの画角を得られる標準ズームレンズ。25日発表の「α58」のキットレンズにも設定されている。

 後玉部分のフレアカッターによる内面反射低減などで、前モデルに比べて描写力を改善したとしている。ズームリングも均一なトルクになっているという。外観デザインは「DT 16-50mm F2.8 SSM」などと同様のデザインに変わった。

 レンズ構成は7群8枚。最大撮影倍率は0.34倍。フィルター径は55mm。外形寸法は71.6×69mm。重量は222g。

 前モデルとなる「DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM」(SAL1855)は、2009年に「DT 18-70mm F3.5-5.6」を置き換えるキットレンズとして「α380」などと同時発売され、2011年には同等の性能という「SAL1855B」に品番が変わった。

【参考】DT 18-55mm F3.5-5.6 SAM(SAL1855B)

(本誌:鈴木誠)