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富士フイルム、23日公開予定の「X-Pro1」「X-E1」ファームウェアに追加要素

低コントラストな被写体の合焦精度を向上

 富士フイルムは17日、7月23日14時に公開するFUJIFILM X-Pro1および同X-E1用の新ファームウェアに関して、新要素「さまざまなシーンでの合焦精度が向上」を追加するとアナウンスした。

FUJIFILM X-Pro1
FUJIFILM X-E1

 フォーカス合焦時の検出アルゴリズムを見直すことにより、従来苦手とされていた低コントラストの被写体や、横方向の縞模様などに対する合焦精度が向上するとしている。

 そのほかの内容は6月25日の発表から変更はない。2機種ともに全XFレンズのAF高速化、MF時のピーキング機能追加、MFピント拡大時の倍率変更方法の改善(背面コマンドダイヤルのプッシュ→回転)を含む。

 FUJIFILM X-Pro1および同X-E1は、いずれも富士フイルムXマウントを採用するレンズ交換式のミラーレスカメラ。2機種の主な違いは、X-Pro1が光学ビューファインダーと電子ビューファインダーを組み合わせた「ハイブリッドマルチビューファインダー」を採用し、X-E1は電子ビューファインダー(EVF)を内蔵している点。ボディサイズはX-E1が約30%小さい。

(本誌:鈴木誠)