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ロモグラフィー、スマホをフィルムスキャナーにするガジェット

クラウドファンディングで出資者を募集中

 株式会社ロモジャパンは22日、スマートフォンで35mmフィルムをスキャンする「Smartphone Film Scanner」の製造を開始したと発表した。クラウドファンディング「CAMPFIRE」で出資者を募集している。目標金額は100万円。

 Smartphone Film Scannerは、現像済みの35mmフィルムをスマートフォンのカメラで撮影することで、デジタル化するというガジェット。iPhoneおよびAndroidスマートフォンとの組み合わせで利用できる。

 使い方は、本体のスイッチを入れてバックライトを点灯させ、フィルムをセット。専用のLomoScannerアプリを起動し写真を撮影する。

専用アプリ

 リバーサルフィルム、カラーネガフィルム、白黒フィルムの取り込みに対応。単三電池2本を使用する。

 外形寸法は14×7×13cm。質量は244g。3月での発送を予定している。

 現在、CAMPFIREで出資者を募っている。支援額は、500円、1,000円、5,500円、8,000円、1万5,000円、3万円、5万円、15万円から選べる。期間は1月22日〜2月12日。

 出資者へは、それぞれの金額に応じた特典が用意されている。例えば15万円を支援すると、Smartphone Film Scanner本体に加え、ロモグラフィー本社へのスペシャルトリップ(ウィーン5泊、交通費は自己負担)が提供される。

 なおCAMPFIREよりも先に公募が始まった米国のKickstarterでは、すでに17万4,606ドルの支援を得ているという。

(本誌:折本幸治)