ペンタックス、高倍率ズームレンズ「DA 18-270mm F3.5-6.3 ED SDM」


 ペンタックスリコーイメージング株式会社は、Kマウント交換レンズの新製品として、「smc PENTAX-DA 18-270mm F3.5-6.3 ED SDM」を発売する。Kマウントレンズ最大のズーム比となる高倍率ズームレンズ。

 価格はオープン。店頭予想価格は7万円前後。近日発売。



 15倍ズームを実現した高倍率ズームレンズ。35mm判換算で27.5-414mm相当の焦点距離をカバーする。ちなみに、Kマウントレンズで現行最大のズーム倍率は、DA 18-135mm F3.5-5.6 ED AL [IF] DC WRの7.5倍。

 AF駆動を超音波AFモーターとしたSDM機構を採用。静かで滑らかなAFを実現したという。ボディ内モーターに対応しない「ペンタックスKAF3マウント」のため、K10D(要ファームウェアアップデート)以前のデジタル一眼レフカメラではMF専用レンズとなる。

 レンズ構成は、ED(特殊低分散)ガラス2枚を含む13群16枚。

 7枚羽根の円形絞りを採用する。

 最短撮影距離は0.49m。

 デザインは近年のKマウントレンズを反映。ズームロック機構を備えている。

 フィルター径は62mm。外形寸法は75.8(最大径)×89mm(長さ)。質量は約453g。

 レンズフードが付属する。




(本誌:折本幸治)

2012/9/11 10:18