ニコン、広角側F1.8のマニュアルコンパクト「COOLPIX P310」

　ニコンは、広角端F1.8のズームレンズを搭載したデジタルカメラ「COOLPIX P310」を発売する。発売日は本体色によって異なり、ブラックが3月、ホワイトが4月。価格はオープン。店頭予想価格は4万円前後の見込み。

　金属外装のコンパクトなボディに、コマンドダイヤルやマニュアル露出機能などを備えた製品。2011年3月発売の「COOLPIX P300」の後継機に当たる。海外では2月1日に発表済み。

　COOLPIX P300から変更点は、裏面照射型CMOSセンサーの有効画素数が、1,220万から1,610万画素になったこと。サイズは1/2.3型で変わりはない。また、最高感度がISO3200からISO6400（拡張感度）に向上した。さらに高感度モノクロモード設定時は、ISO12800での撮影が行なえる。

　外観では前面にFn（ファンクション）ボタンが追加された。ホワイトボディのラインナップも今回からとなる。

　その他の主な仕様はCOOLPIX P300を踏襲する。

　レンズは焦点距離24-100mm相当（35mm判換算）の光学4.2倍ズームレンズ。開放F値はF1.8-4.9。レンズシフト式の手ブレ補正機構も備える。

　プログラムオートはプログラムシフトが可能。動画機能はフルHD記録の1080pに対応している。

　液晶モニターは3型約92万ドット。