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キヤノン「EOS 5D」シリーズが誕生10周年

ハイアマ向けフルサイズ機の先駆け

キヤノンは5月28日、デジタル一眼レフカメラ「EOS 5D」シリーズが誕生10周年を迎えると発表した。

シリーズ初代の「EOS 5D」(2005年9月発売)

初代EOS 5Dは2005年9月に発売。当時はプロ機のみに採用されていた35mmフルサイズのCMOSセンサーをハイアマチュア向け機種に初搭載し、他社に先駆けて“手頃な価格のフルサイズ機”を実現した(当時平均価格は税別33万7,000円。同社調べ)。

以来、2008年11月発売の「EOS 5D Mark II」ではデジタル一眼レフカメラでの動画撮影を広め、2012年3月には現在のEOS中上位機種で主力に位置づける「EOS 5D Mark III」を発売した。

なお、EOS 5Dシリーズは、EOS 5D Mark IIIの派生として有効5,060万画素の多画素モデル「EOS 5Ds」およびローパス効果をなくした「EOS 5Ds R」が6月に発売予定。

6月発売予定のシリーズ最新モデル「EOS 5Ds」

(本誌:鈴木誠)