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トキナー、大口径広角ズーム「AT-X 11-20 PRO DX」正式発表

F2.8通し APS-C機用

 ケンコー・トキナーは、トキナーブランドの大口径広角ズームレンズ「AT-X 11-20 PRO DX」を2015年2月中旬に発売する。価格は税別10万円。キヤノン用とニコン用を用意する。

 フォトキナ2014で開発発表していたレンズ。ズーム全域F2.8で、APS-C機に対応する。従来の「AT-X 116 PRO DX II」の望遠側を16mmから20mmに伸ばし、使い勝手を高めた。35mm判換算の焦点距離は15.5-30mm相当(1.5倍換算)。

 前群に配置したP-MO非球面レンズと後群に配置したガラスモールド非球面レンズによって、ディストーションを補正しながら、各収差を補正した。また、3枚のSD(超低分散)ガラスで色収差を抑えた。

 ワンタッチフォーカスクラッチにより、MF時にピントリングに適度なトルク感を持たせた。82mmのフィルターを装着可能。

 レンズ構成は12群14枚。最短撮影距離は0.28m。最大撮影倍率は1:8.62。最大径×全長は89×92mm、重量は560g(数値はニコン用)。

同梱のフード

(本誌:武石修)