ニュース

シグマ、「SD1 Merrill」「SD1」の最新ファームウェアを公開

RAW記録時「B/W」を選択可能に。AFアルゴリズムも改善

 シグマは8日、デジタル一眼レフカメラ「SD1 Merrill」および「SD1」の最新ファームウェアを公開した。RAW記録時に「B/W」(白黒)が選択可能になったほか、AFアルゴリズム改善によるAF駆動性能向上など合計8項目の変更を含む。

SD1 Merrill

 機種ごとの変更内容は次の通り(引用)。

SIGMA SD1 Merrillファームウェア(Ver.1.05)

  • RAWもしくはRAW+JPEGでB/W(白黒)を選択できるようにいたしました。
  • AFアルゴリズムの改善により、AF駆動性能が向上しました。特に新しいプロダクトラインのレンズに効果的です。
  • 内蔵フラッシュ及び、専用フラッシュELECTRONIC FLASH EF-610 DG SUPER SA-STTLとELECTRONIC FLASH EF-610 DG ST SA-STTL、ELECTRONIC FLASH MACRO EM-140 DG SA-STTLとの組み合わせにおける調光精度の向上を図りました。
  • カスタムモードにマニュアル露出のシャッター速度と絞り値が登録できるようにいたしました。
  • バッテリー残量が少なくなったときにまれに動作が不安定になる症状を改善いたしました。
  • オートパワーオフから復帰後にファインダー表示が消灯してしまうとAFボタンを押しても露出情報が再表示されない現象を改善いたしました。
  • 新プロダクトラインの一部のレンズのレンズIDが正しく認識されないバグを修正しました。
  • 設定メニューの「USBモード」を「カメラコントロール」に設定し、「AELボタンの設定」の「継続」を選択しても、解除されてしまうバグを修正しました。

SIGMA SD1ファームウェア(Ver.1.10)

  • RAWもしくはRAW+JPEGでB/W(白黒)を選択できるようにいたしました。
  • AFアルゴリズムの改善により、AF駆動性能が向上しました。特に新しいプロダクトラインのレンズに効果的です。
  • 内蔵フラッシュ及び、専用フラッシュELECTRONIC FLASH EF-610 DG SUPER SA-STTLとELECTRONIC FLASH EF-610 DG ST SA-STTL、ELECTRONIC FLASH MACRO EM-140 DG SA-STTLとの組み合わせにおける調光精度の向上を図りました。
  • カスタムモードにマニュアル露出のシャッター速度と絞り値が登録できるようにいたしました。
  • バッテリー残量が少なくなったときにまれに動作が不安定になる症状を改善いたしました。
  • オートパワーオフから復帰後にファインダー表示が消灯してしまうとAFボタンを押しても露出情報が再表示されない現象を改善いたしました。
  • 新プロダクトラインの一部のレンズのレンズIDが正しく認識されないバグを修正しました。
  • 設定メニューの「USBモード」を「カメラコントロール」に設定し、「AELボタンの設定」の「継続」を選択しても、解除されてしまうバグを修正しました。

 SD1 MerrillおよびSD1は、ともにAPS-Cサイズ相当の有効4,600万画素(4,800×3,200×3層)Foveon X3センサーを搭載するデジタル一眼レフカメラ。シグマSAマウントを採用する。SD1 Merrill(2012年3月発売)は、SD1(2011年6月発売)の価格改定版。SD1 Merrillの実勢価格はボディ単体が17万8,000円前後、大口径標準ズームレンズセットが22万円前後。

(本誌:鈴木誠)