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【CP+】マイクロフォーサーズ用「NOKTON 42.5mm F0.95」を展示したコシナ
真鍮鏡筒のVMレンズ「NOKTON 50mm F1.5 Aspherical」も
(2013/1/31 16:50)
コシナは、CP+2013のブースで参考出品のレンズ4本を披露した。いずれも発売時期・価格は未定。
マイクロフォーサーズ用の「NOKTON 42.5mm F0.95」は、同じく開放F0.95の25mm、17.5mmに続くマイクロフォーサーズ用MF大口径レンズの第3弾。35mm判換算85mm相当の画角になる。
第2弾として発売済みのNOKTON 17.5mm F0.95と同様、動画撮影時の使い勝手に配慮し、絞り操作のクリックをなくす切り換え機構を搭載した。最短撮影距離は23cm、最大撮影倍率は1:4。人物撮影に適する柔らかさを持ちつつ、芯のある描写に仕上がっているという。また、ボケ味も意識した。非球面レンズは使用していない。
VMマウントの「NOKTON 50mm F1.5 Aspherical」は、1950年代のLマウントレンズ「NOKTON 50mm F1.5」の外観イメージをもとに、1999年に発売したLマウントの「NOKTON 50mm F1.5 Aspherical」の光学系を採用したレンズ。
シルバーカラーは鏡筒素材に真鍮を採用。一目見て現代的なアルミ鏡筒とは異なる重厚な質感に仕上がっている。ブラックカラーはアルミを採用し、真鍮に比べ軽量なことから「より実用的」としている。いずれのカラーもレギュラー製品としてラインナップする予定。
カールツァイスの「Apo Sonnar T* 2/135」(ZE/ZF.2)および「Distagon T* 1,4/55」(ZE/ZF.2)は、フォトキナ2012でも展示していた製品。コシナとして国内展示するのは初。
Apo Sonnar T* 2/135は、100mmまで発売済みの現行シリーズに加わる望遠レンズ。色収差をシビアに補正し、今後の超高解像度化も見据えた設計としている。
Distagon T* 1,4/55は、シネレンズのように黄色いインデックスを採用。高性能を狙ったモデルという。キヤノン用とニコン用を用意する。
同社ブースの目玉として、フォクトレンダーおよびカールツァイスの現行全レンズのカットモデルを展示している。また、ミラーレス機などとの各レンズの組み合わせ例を見ることもできる。