キヤノン、新AF駆動機構を採用した「EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS STM」
キヤノンは、動画記録やライブビュー撮影でのAF性能を強化した「EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS STM」を6月下旬に発売する。価格は7万1,400円。
同時発表のデジタル一眼レフカメラ「EOS Kiss X6i」の「STMレンズキット」にも含まれる製品。APS-Cサイズ相当の撮像素子に特化したEF-Sレンズの新製品で、焦点距離28.8-216mm相当(35mm判換算)の画角をカバーする。ズーム比は7.5倍。
同時発表の「EF 40mm F2.8 STM」とともに、STM(Stepping Motor=ステッピングモーター)を搭載。動画記録時やライブビュー撮影でのAFがスムーズになる。静音性にも優れており、動画記録時に作動音が記録されにくい。特にEOS Kiss X6iとの組み合わせで実力を発揮するという。なお、電動ズーム機構は搭載されていない。
静止画撮影時の手ブレ補正は4段分。また、EFレンズで初のダイナミックISを採用する。動画撮影時に、歩きながらでの撮影に有効という。
レンズ構成は、UDレンズ1枚と非球面レンズ1枚を含む12群16枚。7枚羽根の円形絞りを採用する。フルタイムマニュアルフォーカスにも対応。
レンズ構成図 |
最短撮影距離は0.39m。最大撮影倍率は0.28倍。
フィルター径は67mm。外形寸法は76.6×96mm。質量は約480g。
MTF曲線(広角端) | MTF曲線(望遠端) |
2012/6/8 14:00