ソニー、世界遺産の写真を楽しめるAndroidアプリ「“α”CLOCK for Mobile」


 ソニーは、Androidアプリ「“α”CLOCK for Mobile」を31日に無料で公開した。対応するのはタブレットを除く画面解像度480×854ピクセルまたは720×1,280ピクセルのAndroid2.2以上の端末か「ウォークマンZ」シリーズ。

時刻表示をスライドすると他の時間帯に撮影した写真変化する「タイムシフトUI」を搭載

 同社のレンズ交換式デジタルカメラ「α」シリーズで定点撮影した世界遺産の写真を鑑賞できるアプリ。独自の「タイムシフトUI」を搭載しており、時刻表示部分を上下にスライドさせることで、その時間帯に撮影した写真を表示できる。

 インストールすると、「モン・サン=ミシェル」の写真を閲覧できる。加えて、「イスタンブール歴史地区」、「黄山」、「ハロン湾」、「小笠原諸島」のコンテンツも無料でダウンロードできる。今後は2週間おきにコンテンツを追加し、合計40以上のコンテンツを提供する。

 ダウンロードしたコンテンツの中から日替わりでランダム表示する機能も備える。またコンテンツの画像は、端末ホーム画面の壁紙にも設定できる。壁紙は時刻に連動して1日12回変化して表示される。

 TwitterやFacebookにコメントを投稿できるほか、Wikipediaで関連情報を閲覧する機能も搭載した。コメントを投稿するごとに、選択中の世界遺産に対応した特典コンテンツが手に入る「コレクションアルバム機能」も用意する。

日替わりでランダムにコンテンツを切り替えることも可能画像をホーム画面の壁紙にも設定できるコレクションアルバム機能で特典コンテンツを入手できる

 「“α”CLOCK」は、ソニーが世界遺産を定点撮影して記録するプロジェクト。これまでにWebサイトで壁紙ダウンロードなどのサービスを実施している。





(本誌:武石修)

2012/5/31 16:56