デジタルガレージ、「フォト蔵」事業をジンガジャパンから取得

~ツイナビやMemolaneとの連携を予定

 デジタルガレージは6日、写真共有サイト「フォト蔵」事業をジンガジャパンから取得したと発表した。4月5日16時からデジタルガレージが運営会社となっている。

 デジタルガレージは今後、フォト蔵による写真共有機能を中核としながら自社グループや投資先が手がけるさまざまなメディアと連携させたコミュニケーションサービスを展開する。

 第1弾として、子会社のCGMマーケティングが運営する「ツイナビ」や資本業務提携を行なっているMemolaneが運営する自分史サービス「Memolane」との連携を予定している。また、スマートフォン向けの写真共有アプリやWebサービスも順次提供する。

 米子会社のNew Context, Inc.と共同でフォト蔵の海外展開も検討する。

 デジタルガレージによれば、フォト蔵の会員数は3月時点で約240万人。累計アップロード写真数は1億3,000万枚で、国内最大級の写真共有サービスだとしている。現在は、1日あたり約15万枚の写真がアップロードされているという。会員登録は無料で、アップロード枚数に制限は無い(アップロード容量は最大3GB/月まで)。

 フォト蔵はウノウが2005年に開始したサービス。その後、2010年に米Zyngaがウノウを買収。以降、Zyngaの日本法人であるジンガジャパンが運営していた。

【2012年4月9日】運営会社が変更されたタイミングについて、冒頭に追記しました。





(本誌:武石修)

2012/4/6 15:05