キヤノン、「PowerShot S100」のファームウェアを公開


 キヤノンは14日、コンパクトデジタルカメラ「PowerShot S100」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は1.0.1.0。

PowerShot S100。1/1.7型CMOSセンサー、24-120mm相当の5倍ズームレンズ、GPS機能、フルHD動画記録などが特徴。発売は2011年12月。実勢価格は4万4,000円前後

 更新することで、感度がISO200~400となる輝度の被写体を動画撮影するとき、AEがちらつく現象が改善する。この現象は「スタンダード(FullHD画質)」および「ハイスピード動画(240/120fps)」でのみ発生し、そのほかの動画モードや静止画撮影では発生しない。

 アップデート対象のカメラは、シリアル番号の左から6桁目が“0”以下(*****0******)の製品。ただし、該当シリアル番号の製品でも、バッテリーカバー内側に黒マーキングが入っている個体は修正ファームウェアが搭載されており、アップデートの必要は無い。





(本誌:武石修)

2012/2/14 12:53