日本写真学会、「デジタル写真基礎講座」を開催


 日本写真学会は、「デジタル写真基礎講座」を3月10日に開催する。会場は日本大学芸術学 江古田校舎(東京都練馬区旭丘2-42-1)。参加費は学会員4,000円、非会員6,000円、学生2,000円。

 デジタルカメラやプリンターの発達のおかげで、写真といえばデジタル写真を指すことが当たり前になっ てきました。確かにボタンを押すだけできれいな写真が撮影でき、撮影結果がすぐに見られるし、プリントも簡単に得られます。しかし、その背景には非常に高度な光学やエレクトロニクスの技術が存在するのです。 それらの技術の基礎的なところでも広く知識として身に着けていただきたいということで、本講座を企画しました。
 デジタルカメラのオートフォーカスはどのようにしてピントを合わせているのか? デジタル写真における画像処理ソフトの役割とは? インクジェットプリンターはどうやって豊かな階調を表現しているのか? それらを理解していればより充実した写真の楽しみ方ができるでしょう。
 写真関連の仕事に従事する方のみならず、一般の写真愛好者にも参加しやすいよう、土曜日の開催としました。多数のみなさまの積極的なご参加をお待ち申し上げております。
(開催のお知らせより引用)

 プログラムは次の通り。参加申し込みはイベント情報のWebページより行なう。

  • 10:00~12:00「デジタルカメラのしくみ」豊田堅二(コダック)
  • 13:00~15:00「パソコンによる画像処理の基本と実際」茂手木秀行(写真家)
  • 15:10~17:10「プリンターのしくみ」蒔田剛(キヤノン)

(本誌:鈴木誠)

2012/2/13 16:29