富士フイルム、92万ドットEVFの30倍ズーム機「FinePix HS30 EXR」など海外発表

　富士フイルムは、レンズ一体型デジタルカメラ「FinePix HS30 EXR」、「FinePix HS25 EXR」を米国で3月に発売する。

　いずれも35mm判換算24-720mm相当の30倍ズームレンズを搭載するモデル。撮像素子は有効1,600万画素の1/2型裏面照射型EXR CMOSセンサー。本体にEVFを内蔵し、アイセンサーで背面液晶モニターとの表示切り替えが可能。P/A/S/Mの撮影モードを搭載。スーパーマクロ時はレンズ前1cmの撮影も行なえる。360度パノラマ、3D静止画撮影にも対応。

　また、最大1,920×1,080ピクセルの動画記録、3型チルト式液晶モニター、センサーシフト式の手ブレ補正機構も共通で搭載。どちらも対応記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。高速バス規格UHS-Iにも対応する。

■FinePix HS30 EXR

　92万ドットのEVFおよび液晶モニターを搭載するモデル。電子水準器も備える。価格は499.95ドル。

FinePix HS30 EXR

　同梱のリチウムイオン充電池は「NP-W126」。撮影可能枚数は約600枚。

　本体サイズは130.6×96.6×126mm。重量は687g（撮影時）。

FinePix HS30 EXR

■FinePix HS25 EXR

　EVFの画素数を発売済みのFinePix HS20EXRと同様の20万ドットに、液晶モニターの画素数を46万ドットにそれぞれ抑えたモデル。価格は399.95ドル。

FinePix HS25 EXR

　電源は単3電池4本。撮影可能枚数はアルカリ乾電池で約350枚、ニッケル水素充電池で約400枚、リチウムイオン充電池で約700枚。

　本体サイズは130.6×90.7×126mm。重量は730g（撮影時）。

【2012年1月6日20時20分】FinePix HS25 EXRの画像に誤りがあったため、差し替えました。