オリンパスプラザ大阪、中野晴生写真展「Paris =若き日の望楼=」
オリンパスプラザ大阪は、中野晴生写真展「Paris =若き日の望楼=」を9月8日から開催する。
パリには、2年間住んだ経験があります。
20歳の時、世界放浪の旅に出て東アフリカからトルコに入ってヨーロッパを横切りパリに着きました。
パリでは、アフリカのように草原をジープで走り回るのではなく、路地をひたすら歩く毎日でした。まずアフリカの光との違いに驚かされ、不思議な街の生活が始まりました。
アフリカでは太い光の束が真っ直ぐに届きますが、パリでは、いくつもの光が交錯し、微妙な加減でひとつになる。
時には、小さな光がパラパラと落ちてくる。
そうした光たちを拾って歩いて、カメラに収めた2年間の記録です。
今回、トライXで撮影したフイルムをひきだしの奥から取出し、デジタルに直しプリントいたしました。そのなかには、40年前ひたすらパリの街を歩いているわたしがいて、愛おしいパリがありました。見直したとき、わたしのすべての原点がここにあると確信しております。ご高覧の程、宜しくお願いいたします。
出展作品数:モノクロ 約30点(写真展情報より)
- 名称:中野晴生写真展「Paris =若き日の望楼=」
- 会場:オリンパスプラザ大阪
- 住所:大阪府大阪市西区阿波座1-6-1 MID西本町ビル1階
- 会期:2011年9月8日〜2011年9月14日
- 時間:10時〜18時(最終日15時まで)
- 休館:日曜・祝日
2011/8/25 19:26