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Hasselbladの画像編集・管理アプリ「Phocus Mobile」にAndroid版

RAW現像を手元で HDR表示やAIノイズ低減も

対応カメラの1つ「X2D II 100C」

Hasselbladは7月16日(木)、スマートフォン向け画像編集・管理アプリ「Phocus Mobile」のAndroid版を提供開始した。アプリのダウンロードは無料。

これまでiOS/iPadOS向けのみに「Phocus Mobile 2」として提供してきた高機能モバイル現像アプリを、今回初めてAndroidデバイスに対応させた。対応するカメラは「X2D II 100C」「X2D 100C」「907X & CFV 100C」の3機種。

Android版「Phocus Mobile」は、ハッセルブラッド独自の色再現技術「ハッセルブラッド ナチュラル カラー ソリューション(HNCS)」をモバイル環境で再現。RAW(3FR)データの編集や、撮影データの整理や格付け、レーティングといったワークフローをスマートフォンやタブレット単体で完結できる。

さらに、ディープラーニングを活用した独自のRAWノイズ低減機能「ハッセルブラッド ナチュラル ノイズ リダクション(HNNR)」を搭載した。AIが撮影データを自動解析し、約1億画素のイメージセンサーが捉えた精細なディテールを維持したまま、高感度撮影時のノイズを約15~20秒で綺麗に除去するという。ノイズ抑制を最優先する「ピュアリティ」と、解像感を優先する「ディテール」の2つのモードが選択可能。

露出、トーンカーブ、ホワイトバランスの調整のほか、モノクローム補正、レンズ補正、シャープネス、切り抜き、回転、アオリ(キーストーン)補正などに対応。これらの設定は複数枚の写真へ一括で適用することもできる。

また、HDR対応のAndroidデバイスを使用している場合、X2D II 100Cで撮影した「HNCS HDR」画像の表示をサポートし、肉眼で見ているような階調豊かな暗部・明部再現を可能にしたという。書き出しは「Ultra HDR JPG」や「HDR TIFF」に加え、HEIF形式などにも対応する。

カメラからの画像取り込みはWi-Fi接続のほか、USB Type-Cケーブルを用いた有線接続にも対応。有線接続での取り込みおよび編集は、最新ファームウェアを適用したX2D II 100Cとの組み合わせのみサポートする。

1億画素クラスのRAWデータを処理するため推奨動作スペックは高めに設定されており、Android 12以降かつ12GB以上のRAMを搭載したデバイスが必須。また同社は、より最適な色再現と快適な現像速度を得るための推奨環境として、「Android 16以降」および「Snapdragon 8 Gen 3以降」のSoCを搭載したモデルを挙げている。

本誌:宮本義朗