ACD Systems、フリンジ除去やジオタグに対応した「ACDSee Pro 4」
デジカは、写真管理ソフト「ACDSee Pro 4 日本語版」および「ACDSee Pro(Mac)」を26日に発売した。
ACDSee Pro 4 | ACDSee Pro(Mac) |
いずれもダウンロード版のみの取扱いで、通常価格はWindows用が2万1,800円、Mac用が1万4,800円。発売記念キャンペーンとして、2011年6月30日までは通常価格から5,000円引きで購入できる。対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.5または10.6。
ACDSee Proは、画像編集機能を備えたプロ向け写真管理ソフト。
従来は開発元のACD SystemsがACDSee公式Webサイトを運営していたが、デジカに運営を移管し、26日にリニューアルオープンを行なった。
ホームユーザー向けの「ACDSee 12」との主な違いは、RAW現像・表示機能とICCプロファイルによるカラーマネジメント機能の有無。
Windows用のACDSee Pro 4は、新機能として地図上に写真の撮影地を表示する「マップ」機能を搭載。ジオタグ情報を含む写真の管理に対応した。
また、フリンジ除去や周辺光量落ち補正機能も備えた。最新のRAWデコード技術を搭載したことで、露出、コントラスト、ホワイトバランス、色調整の処理速度を向上したという。
このほか、オンラインアルバム「ACDSeeOnline.com」へのアップロード機能を旧バージョンから引き継ぐ。アップロードした写真はFacebookなどのSNSサービスに送信できるほか、公開用のURLを出力可能。また、特定の人だけにフル解像度画像のダウンロードを許可できる。
撮影地を地図上に表示できるマップ機能 | 画像管理画面 |
ACDSeeOnline.comに送信する写真を選択しているところ | ビューモード |
Mac用のACDSee Proは、Windows版のACDSee Proをベースとして、写真の管理に重点を置いた製品。Windows用との主な違いは、マップ機能や色収差補正機能の有無。
画質調整をしているところ | 写真管理画面 |
カテゴリ設定やレーティング機能などを備えるほか、フォルダーに収納している写真の枚数も表示する | ビューモード |
2011/5/26 15:13