パナソニック、LUMIXブランドの携帯電話を開発発表


1日に公開したLUMIX Phoneのスペシャルサイト。紹介メールマガジンの登録を行なえる

 パナソニックモバイルコミュニケーションズは1日、パナソニック初のカメラブランドを冠する携帯電話「LUMIX Phone」(ルミックス フォン)を開発発表した。2010年度中の商品化を予定し、10月5日に幕張メッセで開幕する「CEATEC JAPAN 2010」に参考出品する。

 開発中のLUMIX Phoneの主な特徴は、撮像素子に有効約1,320万画素のCMOSを採用。デジタルカメラLUMIXで培った高画質技術や「Mobile VenusEngine」を搭載し、超解像技術を用いたデジタルズーム(3Mサイズまで対応)を利用できる。

 レンズに入り込む光の反射を抑えてきれいに撮影できるというマルチコートフィルタや高輝度フラッシュも採用。加えて、撮影時および再生時にタッチパネル操作が利用可能で、タッチ操作により撮影画像をメール送信やブログ投稿できるという。また、Wi-Fi経由でmicroSDHC/SDカード内の写真をPCにコピー可能。DLNAにも対応(認可取得予定)する。

 デザイン面では、指やストラップがかからないレンズ位置や、大型のシャッターボタンを採用するなど、撮影のしやすさを追求したという。液晶モニターは3.3型フルワイドVGA。本体サイズと重量は116×52×17.7mm(閉じた時)、約146g。

 なお、開発中のため仕様やスペックは変更の可能性がある。

(本誌:鈴木誠)

2010/10/1 15:20