ポラロイド、Android用カメラアプリ「Polaroid PoGo App」を提供開始

〜“SX-70”など「ポラロイド風フレーム」も

 サミット・グローバル・ジャパンは2日、ポラロイドのAndroid端末用カメラアプリ「Polaroid PoGo App」をAndroidマーケットで提供開始した。利用料は無料。

 動作条件はAndroid OSバージョン2.0以上で、ディスプレイの解像度が横480×縦800ピクセル以上であること。SDメモリーカードも必要としている。8月2日現在の動作確認済み端末は、Xperia(OS 1.6)、HTC Desire/Incredible、DROID、Nexus one。

起動画面フレーム選択画面

 ポラロイド風写真や写真シールを作成でき、モバイルプリンター「PoGo」での印刷に適するというカメラアプリ。撮影画像をPoGoでの印刷に最適化し、印刷時間を短縮するという。

 デコレーションしたフレーム付きの写真を撮影できるほか、特定のフレームでは任意の文字を入れることも可能。1枚のペーパーに写真シール風に分割印刷することもできる(端末内の保存画像も使用可能)。カメラ撮影時はオートフォーカスになる。

 フレームは8月2日現在のVer.1.00では79種類を搭載。「ポラロイド風フレーム」には「SX-70」、「600」、「Spectra」、「モノクロ」、「セピア」の5種類を用意した。ポラロイド風フレームは、フィルムの質感、画質、色味を再現するとしている。

 そのほか、シーズンや人生のイベントなどに向ける「アニバーサリーフレーム」、写真シール用の「デコレーションフレーム」、旅行先でトラベル手帳の写真メモに使えるとする「トラベルフレーム」、パスポートや証明写真に使えるという「お役立ちフレーム」を搭載する。

 今後、ユーザーがフレーム追加を行なえる機能拡張や、iPhoneなどそのほかのモバイルプラットフォーム向けの開発も予定している。

プレビュー画面分割印刷のイメージ


(本誌:鈴木誠)

2010/8/2 16:16