デジタルカメラ国内出荷台数が7カ月連続で増加

~CIPA2010年6月統計より

 一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は、2010年6月のデジタルカメラ、交換レンズ、フォトプリンターの生産出荷統計を発表した。

 デジタルカメラ全体の生産実績は、989万9,745台(前年同月比142.3%、以下同)、金額ベースで1,149億6,750万6,000円(118.0%)。

 総出荷のうち国内出荷は、77万2,880台(107.2%)、154億3,939万6,000円(95.2%)。国内出荷台数は2009年12月から7カ月連続で増加している。内訳は、レンズ一体型が64万9,734台(106.0%)、103億381万8,000円(93.2%)。レンズ交換式一眼レフタイプが12万3,146台(114.2%)、51億3,557万8,000円(99.3%)。

 日本向け以外の出荷は903万9,739台(133.2%)、1,203億8,870万8,000円(110.2%)。

 一眼レフ用交換レンズの生産実績は、全体で189万4,066個(132.9%)、231億3,793万1,000円(125.9%)。総出荷のうち国内出荷は、35mm用レンズが2万3,736個(105.1%)、10億7,650万5,000円(109.4%)。デジタル専用レンズは19万370個(129.6%)、29億7,652万5,000円(116.9%)。

 民生用A4未満フォトプリンターの国内出荷は7,410台(41.3%)、4,955万8,000円(36.0%)。



(本誌:鈴木誠)

2010/8/2 14:36