パナソニック、AVCHD対応のタッチパネル機「LUMIX DMC-FX700」


 パナソニックは、「LUMIX DMC-FX700」を8月20日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万円前後の見込み。カラーはエクストラブラック、シェルホワイト、ラグジュアリーゴールド、ジュネスシルバーの4色。

LUMIX DMC-FX700(エクストラブラック)LUMIX DMC-FX700(シェルホワイト)
LUMIX DMC-FX700(ラグジュアリーゴールド)LUMIX DMC-FX700(ジュネスシルバー)

 レンズは「LUMIX DMC-FX70」(2010年6月発売)と同じ35mm判換算24-120mm相当、開放F2.2-5.9の5倍ズーム「ライカDCバリオズミクロン」を搭載。超解像技術により、6.5倍のiAズームも利用できる。レンズユニットには、鏡筒の組み立て後、軸ズレによって発生した片ボケ量を計測し改善する独自の調整方式(あおり方式)を引き続き導入する。

 撮像素子は新開発の1/2.33型有効1,410万画素のMOS。絞り優先AE、シャッター速度優先AE、マニュアル露出モードを利用できる。画像処理エンジンは「ヴィーナスエンジンFHD」を搭載した。

 インテリジェントオート「おまかせiA」モードの連写機能には新機能の「おまかせ連写」を搭載した。シーン(被写体の動きや速度)に応じてカメラが自動的に連写速度を秒間2/5/10コマの3段階に可変する機能で、2/5コマの撮影時にはAFも追従する。

 通常の連続撮影は、メカシャッター使用で最大10コマ/秒。電子シャッター使用時は40/60コマ/秒の撮影を行なえる。また、連写合成を利用して手ブレやノイズを減らす「手持ち夜景」機能も新たに搭載した。

 DMC-FX70から搭載するタッチパネル操作には、画面端のズームレバーを模したボタンを操作する「タッチでズーム」機能を追加。ズームレバーの操作音が発生しないため、動画記録時に有効としている。画面上には、広角端および望遠端まで移動するボタンも備える。

 動画記録は最大1,920×1,080ピクセルのAVCHDに対応。本体上面にステレオマイクを搭載する。タッチフォーカスのほか、動画記録中のタッチシャッターによる静止画撮影も行なえる。

 また、DMC-FX70から搭載の被写体ブレ防止機能「ブレピタモード」は、画素混合時にDMC-FX70では3Mの記録されるのに対し、DMC-FX700では7Mで記録される。

 液晶モニターは3型23万ドットのタッチパネル。撮影可能コマ数は約300枚。記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカードに対応する。内蔵メモリーは約40MB。

 本体サイズは103.5×55.8×24.5mm。重量は約175g(撮影時)、約155g(本体のみ)。

エクストラブラック
シェルホワイト
ラグジュアリーゴールド
ジュネスシルバー

【2010年7月30日】製品画像を追加しました。



(本誌:鈴木誠)

2010/7/30 14:00