【CP+】写真映像関連イベント「CP+2010」が開幕


会期:2010年3月11日〜14日
会場:パシフィコ横浜

 国内最大級の写真映像関連イベント「CP+ 2010」(シーピープラス2010)が、11日にパシフィコ横浜で開幕した。主催は一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)。

 入場料は、当日一般1,000円、土曜日・日曜日無料(簡易登録)、Web事前登録者・65歳以上(シルバーパスまたは証明できるものを持参)・障害者手帳持参者・学生(学生証持参)は無料。

  CP+(Camera & Photo Imaging Show)は、 国内のカメラメーカー、レンズメーカー、撮影用品メーカー、流通商社、ソフトウェアメーカーなどが一同に集まる新製品をいち早く紹介するイベント。これまでカメラ映像機器工業会、日本写真映像用品工業会、写真感光材料工業会、日本カラーラボ協会の4団体の共催として行なわれた「フォトイメージングエキスポ」(PIE)からCIPAが離脱し、今年より新たに立ち上げたという経緯があることから、初回の今年は注目の開幕となった。

 新製品では、ソニーの参考出品「レンズ交換式小型カメラ」をはじめ、ペンタックスの「645D」、パナソニックの「LUMIX DMC-G2」、シグマの「SD15」など注目の新製品が並ぶ。そのほか春商戦向けの新製品が一堂に会するなど、ファンには見逃せないイベントとなっている。また、著名人のトークイベント、写真家によるセミナー、写真展なども各所で行なわれる。楽しみにしている人も多いだろう。

 会場はフォトイメージングエキスポの東京ビッグサイトから、パシフィコ横浜に移動した。そのため、開催地である横浜市と連動したイベントも豊富だ。例えば協賛の飲食店や文化施設では、CP+入場パスの提示で割引やサービスを行なう。「横浜グラフ」(横浜都市発展記念館)、「2009年報道写真展」(日本新聞博物館)などの写真展も、会場周辺で実施中だ。

 これまでのフォトイメージングエキスポと同様、デジカメWatchでは随時レポートを別記事で掲載する。


会場のパシフィコ横浜テープカットとともに開場した
ソニーが参考出品する「レンズ交換式小型カメラ」。開場前のプレス説明会で同じくソニーの参考出品、α「中級機」
こちらはαの「メインストリーム機」ペンタックスが会期前日に発表した「645D」
パナソニックの「LUMIX DMC-G2」国内未発表の「LUMIX DMC-G10」も参考出品
シグマ「SD15」も手にとれる状態で展示発表直後のタムロン「SP 70-300mm F4-5.6 Di VC USD」
リコーはGXR用のカメラユニット「RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC」を参考出品4月17日発売の富士フイルム「FinePix HS10」。ハンズオンコーナーで試せる

(本誌:折本幸治)

2010/3/11 11:10