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キヤノン、「EOS 5D Mark II」の24fps動画対応ファームウェアを3月中旬に公開

〜録音レベル調整や動画記録時の露出モードも追加

EOS 5D Mark II

 キヤノンは2日、デジタル一眼レフカメラ「EOS 5D Mark II」の動画撮影機能を向上したファームウェアを発表した。3月中旬にダウンロードを開始できるよう準備中という。

 同社が2009年10月、「EOS MOVIEスペシャルサイト」上のFAQにおいて、動画撮影機能に24fpsおよび25fpsの追加を検討していると言及したファームウェアと見られる。詳細な仕様や日程が決まり次第告知するとし、2010年上半期のアップデートを予定していた。

 新ファームウェアでは、選択できるフレームレートの変更と追加を行なう。具体的な変更点は下記の通り。

  • ビデオ出力方式「NTSC」の動画記録サイズ「1,920×1,080」のフレームレート30fpsを29.97fpsに変更
  • ビデオ出力方式「NTSC」の動画記録サイズ「1,920×1,080」にフレームレート24fps(23.976fps)を追加
  • ビデオ出力方式「NTSC」の動画記録サイズ「640×480」のフレームレート30fpsを29.97fpsに変更
  • ビデオ出力方式「PAL」の動画記録サイズ「1,920×1,080」に25fpsを追加
  • ビデオ出力方式「PAL」の動画記録サイズ「1,920×1,080」に24fps(23.976fps)を追加
  • ビデオ出力方式「PAL」の動画記録サイズ「640×480」に25fpsを追加

 また、前回の発表にはなかったものとして、音声記録に関する新機能や、動画撮影時の露出モードおよびヒストグラム表示などを追加している。

  • 録音レベル手動調整機能(64段階)を追加
  • 動画マニュアル露出撮影時にヒストグラム表示(輝度またはRGB)を追加
  • 動画撮影の露出モードに「シャッター速度優先AEモード(Tv)」と「絞り優先AEモード(Av)」を追加
  • 音声のサンプリング周波数を44.1kHzから48kHzに変更
  • ファームウェアバージョン1.2.4において、センサークリーニングの「手作業でクリーニング」を行なった後に、レンズとの通信が正常に行なえないことがある現象を修正

 キヤノンでは、ファームウェアダウンロードの準備が整い次第、Webサイト上で案内を行なうという。

 EOS 5D Mark IIは、同社が2008年11月に発売した35mmフルサイズの撮像素子を搭載したデジタル一眼レフカメラ。35mmフルサイズセンサーでフルHDを撮影できる唯一のレンズ交換式デジタルカメラとして、映画関係者などからはフィルムと同じ24fps記録への対応を望む声が上がっていた。画素数は有効2,110万画素。液晶モニターは約92万ドットの3型TFT。ボディのみの実勢価格は28万6,600円前後。

 なお、2009年12月発売の「EOS-1D Mark IV」および同年10月発売の「EOS 7D」では、24fpsでのフルHD動画記録が可能となっている。



(本誌:関根慎一)

2010/3/2 13:32