ソニー、自社ブランド初のSDHCメモリーカードを発売


 ソニーは、SDHC/SDメモリーカード5製品を29日に発売する。価格はいずれもオープンプライス。

 米国ラスベガスで7日~10日に開催された「2010 International CES」において発表した製品。ソニーがブランドのSDHC/SDメモリーカードを国内で発売するのは、今回が初めてとなる。

SF-32N4SF-32N4(パッケージ)

 価格はすべてオープンプライス。ラインナップと店頭予想価格は次の通り。

SDHC/SDメモリーカード
型番容量店頭予想価格
SF-32N432GB20,000円前後
SF-16N416GB10,000円前後
SF-8N48GB5,500円前後
SF-4N44GB3,000円前後
SF-2N12GB1,800円前後

 いずれもClass4に対応するSDHC/SDメモリーカード。CPRMに対応した著作権保護機能を備える。

 また、同日よりデータ復旧ソフトウェア「Memory Card File Rescue」、フォトムービー作成ソフト「x-Pict Story for Memory Card」を無償で提供する。

 Memory Card File Rescueは、既にメモリースティック向けに無償ダウンロード提供しているもので、削除してしまったデータや読み出し不可能のデータを可能な範囲で復旧するソフト。著作権保護されたファイル、ゲームデータ、AVCHDファイルの復旧には非対応。

 x-Pict Story for Memory Cardは、デジタルカメラで撮影した写真からエフェクトやBGM付きのビデオクリップを作成できるソフト。同ソフトはメモリースティック向けにも無償で提供する。

 同時にソニーは、microSDHC/SDカードについても市場導入すると発表した。価格はすべてオープンプライス。ラインナップと店頭予想価格は次の通り。

microSDHC/SDカード
型番容量店頭予想価格
SR-8A48GB5,500円前後
SF-4A44GB2,800円前後
SF-2A12GB1,700円前後

 なお、microSDHC/SDカードにはSDメモリーカードへの変換アダプターが付属する。

 



(本誌:鈴木誠)

2010/1/12 14:44