キヤノン、SDXC対応の「PowerShot A3100 IS」「PowerShot A3000 IS」を欧州で発表


 キヤノンは5日(現地時間)、英国でコンパクトデジタルカメラ「PowerShot A3100 IS」と「PowerShot A3000 IS」を発表した。

PowerShot A3100 IS(ブルー)PowerShot A3100 IS(レッド)
PowerShot A3100 IS(シルバー)

 PowerShot A3100 ISは1,210万画素、PowerShot A3000 ISは1,000万画素の1/2.3型CCDを搭載。ともに、シーン認識技術を用いた「Smart Auto mode」(with i-Contrast)を搭載する。18シーンを認識し、最良の写真になるようカメラが自動的に調整するという。画像処理エンジンはどちらもDIGIC III。

 撮像素子以外の仕様はほぼ同じ。レンズは35〜140mm相当(35mm判換算)、開放F2.7〜5.6の光学4倍ズーム。レンズシフト式の手ブレ補正機構も備える。

 JPEGでの静止画撮影に加え、最大640×480ピクセル/30fpsの動画記録も可能。動画の圧縮フォーマットはMotion JPEG。

 液晶モニターは2.7型約23万ドット。記録メディアとしてSDHC/SDメモリーカードに加え、SDXCメモリーカードへの対応を正式に表明。最大2TBまでサポートする。

 バッテリーはリチウムイオン充電池のNB-8L。撮影可能枚数は、PowerShot A3100 ISが約240コマ、PowerShot A3000 ISが約230コマとなっている。

 本体サイズは97.2×28.1×58.2mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約155g(バッテリー、メモリーカード込み)。本体色として、PowerShot A3100 ISはブルー、レッド、シルバーをラインナップ。Powershot A3000 ISはシルバーのみ。

PowerShot A3000 IS

(本誌:折本幸治)

2010/1/6 20:10