ペンタックス、「Digital Camera Utility 4」をK-xに対応

~RAW CodecもWindows 7に対応

Digital Camera Utility 4

 ペンタックスは19日、RAW現像ソフト「Digital Camera Utility 4」を更新した。対応OSはWindows XP/Vista/7、Mac OS X 10.3.9、10.4、10.5、10.6。バージョン番号は4.11。

 共通の更新内容は下記の通り。

  • K-xへのRAW対応
  • カスタムイメージに「ピクチャー:青空」と「ピクチャー:夕景」を追加
  • レンズ名のデータに「DA L 55-300mm F4-5.8 ED」を追加
  • 撮影情報表示に「クロスプロセス」を追加
  • コマ送り時の撮影情報表示の「差異表示」で、太字を解除しても太字で表示される点を修正
  • 撮影時のホワイトバランス微調整値が撮影時設定のパラメーター初期値に反映されていなかった点を修正
  • 全体的な動作安定性を改善

 Windows版では上記に加え、下記の変更を施した。

  • Windows標準のフォトギャラリーなどで回転した画像を閲覧すると不正終了する点を修正
  • 主画像表示ウィンドウの撮影情報表示/ヒストグラムの表示のON/OFFの状態を保存するように変更
  • AFセレクトで撮影した画像の撮影情報表示のAFエリアモードが「----」になる点を修正
  • トリミングパネルの座標値設定が反映されなかった点を修正

 MAC版では上記とは別に、グレー点設定での動作安定性を改善した。

 またペンタックスは同日、Windows 7用のRAW Codecを公開した。導入することにより、Windows 7のエクスプローラなどで、「.PEF」形式のRAW画像を表示可能になる。現在の対応機種は*ist D、*ist DS、*ist DL、*ist DS2、*ist DL2、K100D、K10D、K100D Super、K20D、K200D、K-m、K-x、K-7。

 Digital Camera Utility 4は、市川ソフトラボラトリーのSILKYPIXエンジンを採用したRAW現像ソフト。ペンタックス製のデジタルカメラに付属する。

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2009/11/19 16:43