パナソニック、「DMC-LX3」に1:1撮影などを追加
LUMIX DMC-LX3 |
パナソニックは28日、コンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-LX3」の最新ファームウェアを公開した。バージョン番号は2.0。
追加・修正点は次の通り。
- オートホワイトバランス性能の改善。
- オートフォーカス高速化。
- 「1:1画像横縦比撮影」機能の追加。
- 「ホワイトバランスブラケット」機能の追加。
- シーンモード「ハイダイナミック」機能の追加。
- 「レンズ位置メモリー(ズーム位置メモリー、MF位置メモリー)」機能の追加。
- 「メニュー位置メモリー」機能の追加。
- 露出補正・オートブラケット幅:±3EVへの設定範囲拡張。
- 「可動ガイドライン」機能の追加。
- 「再生時ハイライト」機能の追加。
- 「ユーザー名記録」機能の追加。
- デジタル赤目補正の[ON]/[OFF]切り替え設定メニューの追加。
- カスタム設定の保存項目の変更。
このうち「1:1画像横縦比撮影」はRAW記録でも選択が可能。「7.5MB」(2,736×2,736ピクセル)、「5.5M」(2,304×2,304ピクセル)、「3.5M」(1,920×1,920ピクセル)、「2.5M」(1,536×1,536ピクセル)の4段階から記録画素数を選べる。また、「高感度」、「高速連写」、「フラッシュ連写」、「ピンホール」、「サンドブラスト」の各モードでは2.5Mへの制限が生じる。
「ハイダイナミック」は、2009年秋モデルのLUMIX DMC-FX60などがすでに採用済み。明部から暗部までを適度な明るさで表現した写真を撮影できるもので、「STD」、「ART」、「B&W」の3種類から選択可能。最低感度はISO400となる。
DMC-LX3は、有効1,010万画素CCD、焦点距離24~60mm(35mm判換算)・F2~2.8の光学2.5倍ズームレンズ、3型液晶モニターなどを搭載するコンパクトデジタルカメラ。発売は2008年7月。価格はオープンプライス。実勢価格は4万7,000円前後。
2009/9/28 18:04