キヤノン、7倍ズームの「EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS」


 キヤノンは、高倍率ズームレンズの新製品として、「EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS」を10月2日に発売する。価格は6万8,250円。

EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS

 EOS 7D、EOS 50D、EOS Kiss X3など、APS-Cサイズ相当の撮像素子を搭載したデジタルカメラで使用できるEF-Sレンズの新製品。7.5倍のズーム比を備えた高倍率ズームレンズで、29〜216mm相当(35mm判換算)の画角をカバーする。従来のEF-S 18-200mm F3.5-5.6 ISより焦点域は短いものの、フィルター径が72mmから67mmへ、重量が595gから455gへと小型・軽量化しているのが特徴。

 約4段分の補正効果を持つ手ブレ補正機構「IS」(Image Stabilizer)を搭載。流し撮りは自動判別する。レンズ構成は12群16枚で、UD(特殊低分散)レンズ1枚、ガラスモールド非球面レンズ1枚を含む。

 最短撮影距離は0.45m、最大撮影倍率は0.21倍。6枚羽根の円形絞りを採用する。また、高速CPUの搭載とAFアルゴリズムの最適化などにより、高速なAFを実現したという。

 レンズ構成の一部をフォーカス系レンズとするインナーフォーカスを採用。本体サイズは75.4×101mm(最大径×全長)。

【2009年9月1日】発表会での情報にあわせ、発売日を10月上旬から10月2日に改めました。  

(本誌:折本幸治)

2009/9/1 15:12