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ソニー、24mm対応の裏面照射型CMOS搭載機「サイバーショットDSC-WX1」


サイバーショットDSC-WX1

 ソニーは、裏面照射型CMOSセンサー「Exmor R」を搭載したコンパクトデジタルカメラ「サイバーショットDSC-WX1」を9月18日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は4万円前後の見込み。同日発表の「サイバーショットDSC-TX1」と併せて、裏面照射型CMOSセンサー搭載のデジタルカメラは世界初としている。

 オーソドックスなデザインの「サイバーショットW」シリーズの流れを汲むコンパクトデジタルカメラ。撮像素子には新たに、1/2.4型有効1,020万画素のExmor Rを搭載した。

 Exmor Rは、ソニーが2008年6月に開発発表した撮像素子。センサーの表面から光を照射していた従来のCMOSセンサーとは異なり、背面から光を入射させることで、センサー上の配線やトランジスタの影響を受けることなく、フォトダイオードに入る光の量を増大させることが可能。従来の表面照射型に比べ、約2倍の感度を実現している。2月20日に発売されたデジタルビデオカメラ「HDR-XR520V」と「同XR500V」で初の実用化を果たしており、デジタルカメラへの搭載が待たれていた。なお、HDR-XR520V/XR500Vに搭載していたのは1/2.88型の有効600万画素タイプだった。

DSC-WX1(ゴールド) DSC-WX1(ゴールド)
DSC-WX1(ゴールド) DSC-WX1(ゴールド)
DSC-WX1(ゴールド) DSC-WX1(ゴールド)

 今回Exmor Rを搭載したことで、ノイズリダクションをより弱めに施すことが可能になった。これにより解像感が従来より高まったとしている。また、「サイバーショットDSC-HX1」でも採用していた「手持ち夜景モード」も搭載する。1度のシャッターで6枚を高速連写し重ね合わせることでノイズを1/2に低減するもので、Exmor Rと合わせてノイズ低減効果1/4を謳う。感度はISO160〜3200。ダイナミックレンジを拡張できる「Dレンジオプティマイザープラス」も利用できる。

DSC-WX1の内部構造 スイングパノラマ撮影時のイメージ

 CMOSセンサーの高速読出しを利用した連写機能も備え、フル画素で10コマ/秒の連写が可能となっている。連写撮影時は、動体歪みが発生しないメカシャッター式を採用している。カメラを横または縦に動かすだけで自動的にパノラマ撮影ができる「スイングパノラマ」も搭載する。画角はDSR-HX1の224度から256度に広がった。映像エンジンは「BIONZ」(ビオンズ)を継承する。自動シーン認識機能「おまかせオート」にはあらたに動き検出を追加している。大人と子どもを識別する顔検出機能「顔キメ」も引き続き利用できる。

DSC-WX1(シルバー) DSC-WX1(シルバー)
DSC-WX1(シルバー) DSC-WX1(シルバー)
DSC-WX1(シルバー) DSC-WX1(シルバー)

外観は直線的なカメラらしいデザインを採用。カラーはゴールド、シルバー、ブラック。ボディー前カバーには、細かく光を反射するサテンブラスト加工を施した。また、レンズ鏡胴はボディーカラーと同色にしたほか、レンズリング部には光沢のある仕上げにした。

 最大1,280×720ピクセル、30fpsのHD動画も撮影可能。記録形式はMPEG-4。録画中の光学ズームに対応する。

DSC-WX1(ブラック) DSC-WX1(ブラック)
DSC-WX1(ブラック) DSC-WX1(ブラック)

 レンズは、独自の「Gレンズ」を搭載。35mm判換算の焦点距離は24〜120mm、F2.4〜5.9の5倍ズームで、非球面レンズを5枚使用した。最短撮影距離は広角端で約5cm、望遠端で約50cm。光学式手ブレ補正機構を実装する。

 液晶モニターは約23万ドットの2.7型クリアフォト液晶。記録メディアはメモリースティックデュオ/PROデュオ/PRO-HGデュオ。内蔵メモリーは約11MB。コンポーネント出力も可能。

 電源はリチウムイオン充電池「NP-BG1」。CIPA準拠の撮影可能枚数は約350枚。本体サイズは90.5×19.8×51.8mm。重量は約120g(本体のみ)、約149g(バッテリー、記録メディア、付属アクセサリーを含む)。

付属品

専用ケース「LCH-TW1」

LCH-TW1

 DSC-TX1およびDSC-WX1専用のハードケース。発売は9月4日。価格は6,300円。カラーはレッド、ゴールド、シルバー、ブルー、ブラックを用意する。

 外装にポリカーボネート、内装にエラストマーを使用することで100kgの荷重に耐えられるほか、約1.5mからの落下でもカメラを保護できるという。また、汚れや傷も付きにくいとしている。米国防軍用規格「MIL Standard」に準拠している。エラストマー製のハンドストラップが付属する。


水中ハウジング「MPK-WEB」

MPK-WEB

 水深40mまで対応するDSC-WX1専用のマリンパック。発売は9月18日。価格は2万6,250円。


※記事初出時、センサー配列を「クリアビット配列」と記載しておりましたが、DSC-WX1のExmor Rはクリアビット配列ではありませんでした。

※記事初出時、HDMI端子を搭載していると記載しておりましたが、HDMI端子は装備しておりません。コンポーネント主力は可能となっています。また、液晶モニターの名称を「クリアフォト液晶プラス」と記載しておりましたが、正しくは「クリアフォト液晶」です。

(本誌:武石修)

2009/8/6 14:06


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