ニュース

エプソン、4.3型タッチパネルのカラリオ「EP-880A」

4色展開のA4インクジェット複合機

エプソンは、インクジェットプリンター「Colorio(カラリオ)」シリーズの新製品「EP-880A」「EP-810A」「EP-710A」の3機種を発表した。

EP-880A

見た目の上質さと心地よい触り心地を両立したデザインというコンセプトを継承した、6色独立インク対応の上位モデル。価格はオープン。店頭予想価格は3万円前後。発売は10月を予定。

カラーバリエーションとして、ホワイト(EP-880AW)、ブラック(EP-880AB)、レッド(EP-880AR)に加え、新色のニュートラルベージュ(EP-880AN)の計4色をラインナップした。

また、A4まで対応した前面2段給紙により、余計な設置スペースを取らず、置き場所を選ばないのもポイント。

従来機の「EP-879A」と比べ、モニターサイズが2.7型から4.3型(ワイドタッチパネル)と大型化。文字サイズも約15%拡大されているほか、写真表示もより見やすくなっている。

最高解像度は5,760×1,440dpi。対応用紙は、カード、名刺、L判、2L判、KG、ハイビジョン、六切、A6縦~A4縦、リーガル。

給紙容量は、フロントトレイにA4最大100枚、はがき最大60枚(上トレイ最大20枚、下トレイ最大40枚)。リアトレイに手差し最大枚数1枚。

接続インターフェースは、無線LAN(Wi-Fi) IEEE802.11n/g/b、有線LAN 100BASE-TX/10BASE-T、Hi-Speed USB×2(PC接続用、外部記憶機器接続およびPictBridge用)、IrDA(Ver.1.3準拠、IrSimple対応)に対応。

外形寸法(収納時)は約349×340×142mm。重量は約6.8kg。

EP-810A

前面2段+背面1枚手差しの3Way給紙に対応した6色独立インク対応のスタンダードモデル。価格はオープン。店頭予想価格は2万円前後。発売は9月14日。

カラーは、ホワイト(EP-810AW)とブラック(EP-810AB)の2色をラインナップする。

ユーザーインターフェースとして、2.7型液晶+静電式ボタンからなる「フラットパネル」を搭載している。

最高解像度は5,760×1,440dpi。対応用紙は、名刺、L判、2L判、KG、ハイビジョン、六切、A6縦~A4縦、リーガル。

給紙容量は、フロントトレイにA4最大100枚、はがき最大60枚(上トレイ最大20枚、下トレイ最大40枚)。リアトレイに手差し最大枚数1枚。

接続インターフェースは、無線LAN(Wi-Fi) IEEE802.11n/g/b、Hi-Speed USB×2(PC接続用、外部記憶機器接続およびPictBridge用)に対応。

外形寸法(収納時)は約390×339×141mm。重量は約6.9kg。

EP-710A

基本性能を充実させ、コストパフォーマンスに優れた6色独立インク対応の低価格モデル。価格はオープン。店頭予想価格は1万円台中盤。発売は9月14日。

低価格モデルながら、無線LANやメモリーカードスロット、ディスクレーベルプリントなどに対応している。カラーはホワイトのみ。

最高解像度は5,760×1,440dpi。対応用紙は、名刺、L判、2L判、KG、ハイビジョン、六切、A6縦~A4縦、リーガル。

給紙容量は、フロントトレイにA4最大100枚、はがき最大40枚。

接続インターフェースは、無線LAN(Wi-Fi) IEEE802.11n/g/b、Hi-Speed USBに対応。

外形寸法(収納時)は約390×338×163mm。重量は約5.9kg。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。