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キヤノン、使い勝手を向上した小型プリンター「SELPHY CP1300」

バッテリー駆動可能 カンタンWi-Fi接続の対応を拡大

キヤノンマーケティングジャパン株式会社は、コンパクトフォトプリンター「SELPHY CP1300」を10月上旬に発売する。単体での直販価格は税別1万3,800円、カードサイズ消耗品とのキットとなる「カードプリントキット」は税別1万5,800円。カラーはホワイトとピンクの2色をラインナップする。

SELPHY CP1300は、2016年2月に発売した昇華型プリンター「SELPHY CP1200」の後継モデル。オプションの直付けバッテリーを利用してモバイル運用できる特徴はそのままに、液晶モニターのサイズを2.7型から3.2型へとサイズアップしたほか、カテゴリー構造による直感的な操作を可能とする新ユーザーインターフェイスを採用している。

また、「カンタンWi-Fi接続」は、「AirPrint」に加えてワイヤレス印刷規格の「Mopria」に対応。これにより、スマートフォン(iOS/Android)のプリントアプリとして、キヤノン純正の「Canon PRINT Inkjet/SELPHY」や「Canon Print Plugin」(Print Plug-in)のほか、AirPrint、Mopriaの中から、好みのプリント方法が選べるようになった。

さらに、従来の消耗品ラインナップ・印刷レイアウトだけでなく、新たに2×6インチサイズのレイアウトや背景色選択(白・黒)に対応。このほか、画像ファイルの更新日時から検索できる「日付絞り込み」や、9枚(3×3枚)の画像を一度に送って素早く検索できる「マルチ再生ジャンプ」、最大8台のスマートデバイスからWi-Fi経由で写真を送信してシャッフルレイアウトで1枚にプリントする「Wi-Fiでシャッフルプリント」といった機能も利用できる。

外形寸法は180.6×135.9×63.3mm。重量は約860g(本体のみ)。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。