ニュース
Cambo、デジタルバックを大判カメラで使うためのスライディングバックシステム
ステッチ機構あり/なしを用意
2017年8月14日 07:00
株式会社テイクは、デジタルバックを大判カメラで使用するためのアクセサリとして、Cambo製スライディングバックシステムを発売した。
※希望小売価格は全て税別表記
スライディングバックは、キャプチャポジションが1つしかない基本システム(ステッチ機構無し)のほか、複数のファイルサイズに対応でき、同じ焦点距離のレンズでより広いイメージを作成できるバージョン(ステッチ機構あり)を用意した。
なお、ステッチ機構あり用のステッチインサートは別売。また、それぞれで利用するデジタルバック取付プレートも別売となる。
ステッチ機構なし
- CAMBO 4×5 用(CSLB-58) 22万7,000円
- Sinar 4×5 用(SSLB-59) 24万3,000円
- CAMBO 23 用(CSLB-23) 22万7,000円
ステッチ機構有り(ステッチインサート別売)
- CAMBO 4×5 用(CSMLB-45) 26万円
- Sinar 4×5 用(SMSLB-45) 27万5,000円
- CAMBO 23 用(CSMLB-69) 26万円
どちらのバージョンも、基本部分にアルミ削り素材を使用しているほか、左右のスライドにラックギアを使用しているため経年による歪みが少なく、長期間安定して利用できるという。
カンボSCタイプのカメラは、アオリに制限がある。
外形寸法は258×180×20mm(ステッチ用ノブ、ビューイングフード含まず)。重量は1,200g(デジタルバック取付プレート含む、ビューイングフード含まず)。
用意されたデジタルバック用取付プレートは以下の6種類。
- Hasselblad-V(SLW-80) 6万3,000円
- Mamiya/P ×F(SLW-888) 7万3,000円
- Hasselblad-H(SLW-89) 7万7,000円
- Conta× 645(SLW-87) 6万3,000円
- Sinar Hy6/Leaf Afi(SLW-81) 7万8,000円
- Sinar S 30/45(SLW-84) 6万4,000円
4辺のすべてが同じ形となっており、どの向きでも取り付けが可能。
Viewing Hoodは以下の3種類。
- SLV-616 4万8,000円
- SLV-945 6万7,000円
- SLV-630 8万8,300円
グラフロック機構の4×5ビューカメラにデジタルバックを装着するためのグラフロックアダプタ(ピントグラスなし)も3種類用意する。
- Hasselblad-V adapter for 4×5" Graflock system(WDS-506) 8万8,000円
- Hasselblad-H1 adapter for 4×5" Graflock system(WDS-507) 11万円
- P1 IQ /Mamya-645 AFD adapter for 4×5" Graflock system(WDS-509) 9万6,000円
このほか、マルチステップインサートとして「SLI-70 32×43/33×43 センサー」と「SLI-71 36×48/37×49 センサー」(共に1万1,200円)と、ピントグラスの交換部品「C-146 ピントグラス(交換部品)」(1万5,000円)を用意する。