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アドビ、「Creative Cloud ベストテン」発表

CC登場から4年、おなじみの機能をランキングにしたらこうなった

アドビシステムズ株式会社が「Creative Cloud ベストテン」を発表しました。

このランキングは、Creative Cloudが登場してから追加された機能やサービスのうち、ユーザーから特に評価の高かった機能をアドビの製品担当者がランキングにしたものです。

最近アドビが力を入れている機能が上位にきているなど、多分に宣伝的な匂いがしないでもないこのランキング。とはいえ、4年にわたるCreative Cloudの進化が感じられる内容になっています。

当サイトはデジカメ Watchということで、フォト部門(主にPhotoshopとLightroomの機能)の結果を見ていきましょう。

1位:Camera Rawフィルター

RAW現像のためのCamera Rawが、Phtoshopのフィルターメニューに。周辺光量の補正や歪曲収差などの修正も、ここでできます。

2位:Adobe Stockとの連携

始まったばかりのAdobe Stock関連の機能が2位に。編集ソフトから直接ストックフォトを呼び出せるとあって、他のストックフォトサービスにとって脅威ではないでしょうか

3位:かすみの除去

これ、結構使います。どんよりした日の撮影もくっきりと。かすみの除去の反対(かすみをかける)のも、作画意図によってはおすすめ。

4位:アセットの書き出し

Photoshopで編集した画像を書き出す際、ファイルフォーマットとサイズ指定を簡単に行えます。

5位:Lightroomモバイル

デスクトップ版と同期するので、移動中にスマートフォンでレーティングしたり、編集を行うのがとても便利。

6位:ゆがみフィルター(顔認識)

どちらかというと顔認識への取り組みが遅かったアドビ。その顔認識をアドビらしい機能にしてしまったのがこれです。

7位:テキストツールの進化

実は強力なPhotoshopのテキスト編集。最近では画像からフォント名を分析する機能に驚きました。

8位:「コンテンツに応じた」機能の向上

個人的には、これこそがPhotoshopらしい機能だと思います。広角レンズと「コンテンツに応じた切り抜き」の組み合わせが素晴らしいです。

9位:ガイド付きUpright

これも個人的によく使う機能。自動歪み補正の強力なバージョンで、斜めにパースがついた写真をまっすぐにしてくれます。

10位:ぼかしギャラリー

「虹彩絞りぼかし」に加えて、「チルトシフト」など、写真ファンにおなじみのボケを再現。他にも変わったボケが揃っていますよ。